楽天でんきとENEOSでんきを比較検討
(22.7.2 楽天でんきは新規受付を停止しているようです)
現在、ENEOSでんきを利用していますが、近年我が家では楽天経済圏の依存が高まっているので、電気も楽天でんきにして、楽天ポイントをもらうのはどうかなと考えました。
ただ、現在が東京電力なら迷わなかったかもしれませんが、すでにENEOSでんきを利用しているので、トータルどっちがお得なのか比較検討しました。
結論としては我が家ではENEOSでんきの方がお得だったので楽天でんき乗り換えは諦めましたが、ファミリーでは厳しいものの一人暮らしなどで消費電力が少ない方なら楽天でんきの方がいいかもしれません。
参考まで比較結果を載せます。
基本情報(ENEOSでんき)
・契約アンペアごと基本料金+3段階制従量料金
・クレジットカード払い可能
・200円あたり1Tpointが貯まる(0.5%還元)
・2年契約で0.20円/kWh割引(3年目以降0.30円/kWhに拡大)
2年割 | 2年割(3年目以降) | ||
基本料金(30A) | 842.40円 | ||
1段階料金(120kWhまで) | 19.52円/kWh | 19.32円/kWh | 19.22円/kWh |
2段階料金(300kWhまで) | 24.09円/kWh | 23.89円/kWh | 23.79円/kWh |
3段階料金(300kWh~) | 25.75円/kWh | 25.55円/kWh | 25.45円/kWh |
東京電力を基準に、従量分で完全に安くなるようにできてますね。
2段階目、3段階目の(東京電力の料金体系に対する)割引率が大きくなっていくので、使用量が多いほど大幅に安くなることになり、ファミリー向け。
基本情報(楽天でんき)
・基本料金なし、3段階料金もなく単一の従量料金で非常にシンプル
・クレジットカード払い可能
・200円あたり1楽天ポイントが貯まる(0.5%)
・割引制度なし
・楽天ポイントで支払可能
基本料金 | 0円 |
従量料金 | 26.00円/kWh |
非常にシンプルですね。
比較
ポイント還元率は同じ、燃料調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は基本的に同じのはずなので計算から外します。
ENEOS (1-2年目) |
ENEOS (3年目~) |
楽天 | ||
基本(30A) | 842 | 842 | 0 | |
10kWh | 1036 | 1035 | 260 | |
50 | 1808 | 1803 | 1300 | |
100 | 2774 | 2764 | 2600 | |
110 | 2968 | 2957 | 2860 | |
120 | 3161 | 3149 | 3120 | |
130 | 3400 | 3387 | 3380 | 損益分岐点 |
140 | 3639 | 3625 | 3640 | |
150 | 3878 | 3863 | 3900 | |
200 | 5072 | 5052 | 5200 | |
300 | 7461 | 7431 | 7800 | |
400 | 10016 | 9976 | 10400 | |
500 | 12571 | 12521 | 13000 | |
600 | 15126 | 15066 | 14300 |
単位:円
まとめ
従量料金は常にENEOSでんきの方が楽天でんきより安いので、基本料金分を従量料金の差額で吸収しきるまで楽天でんきが安く、以降は常にENEOSでんきが安くなります。
その損益分岐点は130kWh。
我が家はだいたい200kWh台後半~400kWh前半/月ぐらいなので、どうがんばっても楽天でんきが勝つ見込みはありません。
楽天でんきを選ぶとしたら日中ほとんどいない1人暮らしなどで、130kWh/月以内に収まる人ぐらいでしょうか。
特殊な例としては期間限定楽天ポイントが大量に余る人というのもなくはないですが。。。
(19/07/19補足)
19年7月から楽天SPUに楽天でんき利用(+0.5倍)が加わったので、楽天市場で毎月それなりの額(月300kWh使用で比較すると楽天市場で毎月約8万円以上)購入する方はSPUによるポイント還元を考慮すると楽天でんきが有利になる状況が出てきます。
我が家は毎月というとそこまでは買わないので、ENEOSでんき有利の結論は変わりませんでしたが・・。
初めまして。
現在楽天でんきは、新規受け付けを停止しています。最新の情報を掲載していただければ、アップデートできるかと思います。
最新のサイト:https://selectra.jp/energy/kaisha/rakuten-energy
宜しくお願い致します。
情報ありがとうございました。停止中の旨追記させていただきました。