SBI証券でもTポイントで投資信託買い付けができるようになるようですが・・
SBI証券で7月20日からTポイントによる投資信託買い付けができるようになるとのことです。
楽天証券の楽天ポイントによる投資信託積立に対抗した施策だと思われますが
・・・管理人としては利用しないと思います。
理由は主に3点。以下解説していきます。
1.Tポイントの価値
SBI証券で投資信託を購入したとき、1ポイント1円相当の購入ができますが、Tポイントには1ポイント1円以上の価値になる使い方があるので微妙。
具体的には
・ドラッグストアのウェルシアで毎月20日に使えばポイント1.5倍相当の買い物ができる(ウェル活)
・(SBIマイレージポイントに限って言えば)SBIソーシャルレンディング連携で10000P→12000円(1.2倍)で現金化
があります。
ウェルシアはやや高めとはいえ食品、日用品の多くが手に入るので現金に近い価値がありますし、SBIソーシャルレンディングはそのまま現金。
何ならこれらに交換してからその分現金で投資信託を購入すればいいわけで・・。
楽天ポイントの場合、1ポイント1円以上になる方法がほとんどないので、ほぼ現金化かつ将来に向けて増加が期待できる投資信託購入は有効だと思うのですが。
2.楽天ポイントのエコシステムのようには回らない
楽天ポイントの場合
①楽天証券で、楽天カードで投信購入→1%還元(最大5万円/月投資で500P)
↓
②500P/回以上ポイントで投信購入することでSPU+1倍
↓
③なら楽天市場で買い物するか
↓
④またポイントが貯まって投信購入する→②へ
楽天のグループ内でECサイト、証券会社、銀行、カード会社を揃えている強みに対してSBI証券では太刀打ちできてないですね。
3.Tポイントの入手法が減っている
楽天ポイントによる投信購入の場合、楽天ポイントは楽天市場での購入や様々なサービスで結構貯まります。
(投信購入できるのは通常ポイントのみで、楽天は期間限定ポイントの配布も多いのでそこは注意が必要ですが。)
TポイントもこれまではYahooショッピングでそれなりに貯まりましたが・・ここでYahooが方針転換。
8月からYahooショッピングではPayPayボーナスが貯まることに。
それ以外の方法だと街中で数点ずつ貯めることは出来ても、楽天ポイントに比べると貯まるペースは大きく劣ると思います。
(これはその人の利用する店舗などで差はあるでしょうが。)
番外 Tポイント自体が・・
令状無しに個人情報を提供していたニュースが流れた頃と前後して、Tポイント離れが続いている傾向が目立ちます。
特に大きいのは前述のyahooショッピングとファミリーマートですね。
そうなると、これ以上大口でポイント溜められるところが増える可能性は少ないんじゃないかと。。。
と、いうわけでTポイントでSBI証券の投資信託が買えるようになったものの、特に使わないんじゃないかという話でした。