気になる節約・運用関係ニュース斜め読み(20年2月)
年末頃から色々気になるニュースは流れていましたが、記事にする気力がなく流れて行ってました。
が・・。コロナウイルス禍で研修会や学会が軒並み中止になってしまったあおりで、やや平均帰宅時間が早くなりました。(普段なら研修に出て残業できなかった分の作業がほかの日に回っていたのが平坦化された)
わが家に関係ありそうな物を忘備兼ねてピックアップしていきます。
Kyash card受付開始
クレジットカードを紐づけて+1%の還元が得られたKyashですが、4/1から従来のカードはKyash card liteに名称変更となり、還元率も0.5%へ改悪。
それに伴って始まる、上級カードとしてKyash cardの受付が始まりました。
タッチレス決済が可能になること、ICチップの搭載で支払い時にサインレスで楽になる効果は期待できますが、発行に900円かかって還元率は改悪前と同等。
利用上限は引き上げ(5万→30万/回)になるものの、ポイント還元は12万円/月までなのも罠ですよね。
正直改悪で、ユーザーとしては前のままでよかった気もしますが、とはいえ変わってしまうものは仕方ない。
新カードの受付開始とともに早速夫婦分申し込みました。色はネイビーがあるのがいいですね。従来カードの水色はクレジットカードに見えない人も多いようだったので。
不正使用や購入保障がないことを問題視する声もありますが、そういうところが気になる買い物は通常のクレジットカードを使えばいいわけで。適材適所ですね。
広く使えるVISAカードとして、通常のクレジットカードに+1%のポイント二重取を実現するKyashは地味に活用していこうと思います。
モバイルSuicaアプリ年会費無料化
VIEWカード以外のカードを紐づけると年会費がかかっていたSuicaアプリが、ApplePayの圧力の前についに無料化。
この方策自体はずいぶん前に示されていた(以前に記事にもしました)ものの、2/26からようやく施行となりました。
とはいえ、AndroidスマホにおいてもSuicaチャージや定期券の更新といった日常的な用途は、GooglePayを利用することでだいぶ前からViewカードでなくても無料だったので、正直自分の利用範囲ではなにも影響のないところ。
楽天SPU改悪(楽天モバイル)
様々な条件を満たしていくことで、楽天市場の還元率が上昇していく楽天SPU。
MVNOの楽天モバイルを利用していると+2%だったのが4/1から+1%に改悪。
音声付き最安プランで1300円ぐらいなので、SPUで増えた分のポイントで楽天モバイル実質無料で利用しようというのは厳しいですが、楽天経済圏で生きていると期間限定ポイントの有効な消費先ではありますし、自分の場合そもそも2年縛りがまだ生きているので継続です。
信託報酬0投信
野村証券が新規設定する「野村スリーゼロ先進国株式投信」のニュース。
MSCI-kokusaiを基準にする先進国株式を運用する商品ですか。
全世界型のインデックスバランスも最近安い信託報酬のものが増えましたが、信託報酬ゼロはインパクトはありますね。
・・・ただ、この信託報酬0は期間限定で10年経過後は0.11%とeMAXIS Slim先進国株式より高額に。
期間限定となるとeMAXIS Slimが対抗値下げは・・なさそうな感じですし、野村證券に口座を開いてまで買うのか・・というと、自分の判断としてはeMAXIS Slimでいいやとなってしまいます。
日経平均続落
コロナウイルスによる経済停滞の危惧からの下落と説明されていますが、ここしばらくのぬるま湯相場しか経験していない人には胃の痛い状況でしょうね。
わが家でも含み益がかなり減っていますが、長期積立の投資信託と株主優待株なので特に気にしていません。
むしろ、ちょうど2月頭に成績の悪かったアクティブファンドを解約してまとまったお金が入ったところだったので、インデックスファンドの乗り換えと株主優待株の買い増しがいいタイミングでできた感じです。
VISA LINE Payクレジットカード発行無期延期(中止?)
個人的には非常に残念なニュースでした。
前回記事にしたヤフーグループとLINEの提携で雲行き怪しくなったなぁと思っていたら案の上の発表。
汎用できるVISAカードで、初年度3%還元は手に入れて活用したかったのですが。。
廃業になったOrigamiPayしかり、PayPayのバラマキキャンペーンで対抗するだけの体力のないところが音を上げてきてますね。