山崎元「お金で損しないシンプルな真実」は新社会人に読ませておきたいお金の教科書

 山崎元「お金で損しないシンプルな真実」を読みました。
 各論では多少思うところもありますが(※)、全体としては金融リテラシーの低い新社会人が読んでおくことで無難なスタートを切れるんじゃないかと。

 投資本というより、投資に至る前のお金との付き合い方を書いた教科書という印象。
 ある程度資産運用を自分で考えてやれてる人は大体理解できている内容ですが、でもこの本に書いてあることすらわかってない人は周囲には多数いると思います。

 そしてそういう人たちがいざ資産運用の必要性に気づいたときに後悔するような商品(リボルビングカードだとか生命保険だとか)を先回りして警告してくれるのはマイナスからのスタートとならずにすむと思います。
 そういった人向けにわかりやすく程々のボリュームでまとめられている良書ではないかと思います。
 なので一番読ませたい対象は自分でお金を稼ぐようになって、でもまだ良いお金とのつきあいかたが理解しておらず、そしてまだ人生が長い(資産運用を始めれば長い時間を味方にでき、逆に悪い商品を買わされてしまえばその損失も膨大になる)新社会人に読ませたい本です。

 ちょうど後輩向けに資産運用教育を考えているので、自分としてはまず最初に
 山崎元「お金で損しないシンプルな真実」

 次に
 水瀬ケンイチ「お金は寝かせて増やしなさい」
  and/or
 田中唯(財コンサルティング)「コミックでわかる 20代から1500万円!積み立て投資でお金をふやす」

 そして(ほんとは最初に読ませたいですがボリュームが・・)
 リンダ・グラットン「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略」

 の4冊を資産運用に興味を持った後輩には読ませておきたいと思います。 

※株主優待が地雷商品の中にあるのは株主優待やっている身としてはちょっと擁護したい、気になるところ。
 シンプルにお金と付き合い、お金を無駄に減らさず、なるべく手間をかけずお金を増やす。という本書のコンセプトからすれば、邪道な商品だというのは、理屈では理解できるのですが。
 資産運用の目に見える、わかりやすいメリットがあるのできっかけとしては悪くないと思うし、家族にも説明しやすく、「お金を使った趣味」としては実益もあるいので、保険外交員などと並べて地雷扱いされるのはちょっと納得のいかないところです。

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