モバイルSuicaが年会費無料になるらしいので、紐づけクレジットカードを再検討。
1月16日、JRがモバイルSuicaの年会費を無料化する発表がされました。
従来VIEWカード以外のクレジットカードをモバイルSuicaに紐づけると1030円/年の年会費がかかっていたのが無料化。
おサイフケータイ機能が登場した二期目の端末から、15年近くずっとおサイフケータイを使い続け、年会費を払っていた時期もあるユーザーとしては若干複雑な心境ではありますが(※)、無料化して悪いことではないと思うので、無料化に伴って自分の利用環境に何か変更するべき点があるか考えてみたいと思います。
※インタビュー記事によるとApple PayのSuica対応によってどのクレカでも利用無料のApplePayと有料のモバイルSuicaとの不公平感が出たため、というのが今回の無料化の原因として大きいようです。
Apple Payという黒船がなかったらまだまだ有料が続いていたんでしょうね。
なお、実際に無料になるのは「2020 年 2 月 26 日以降」ですので、早まって変更して年会費とられないようにご注意ください。
現在の環境
↓
モバイルSuica:リクルートプラスカード年会費1030円、2%還元
↓
モバイルSuica:LINE Payカード年会費1030円、2+1%還元
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Suicaチャージ:GooglePay経由Kyash経由リクルートカード年会費無料、2+1.2%還元
定期券等:モバイルSuica経由ビックカメラSuica(VIEWカード)年会費無料、1.5%還元
もともと初めておサイフケータイ端末を手に入れたときには、モバイルSuicaにビックカメラSuicaカード(VIEW)を紐づけて年会費無料、1.5%還元としていました。当時はルミネカードも持っていて、ルミネ商品券にポイント交換すると1.9%程度の還元率だったのでこれを利用していました。(現在はVIEWカードのポイント制度がJREポイントに移行したのに前後して改悪され、還元率落ちています)
そしてリクルートプラスカードを入手し、こちらは還元率2%のPontaが入手できるため、JR定期券+Suicaでバス通勤の自分の場合、年会費を払っても元がとれるので、リクルートプラスカードに紐づけカードを変更しました。
それからLINE Payカードが登場し、2%の還元に加えファミマでファミマTカード経由でLINE Payチャージでさらに1%の計3%還元だったのでLINE Payカードに紐づけを変更しました。
そして昨年、LINE PayカードのファミマTカード経由チャージの廃止、QRコード決済導入に伴うリアルカード決済の還元超改悪があり、LINE Payカードによるチャージにうまみがなくなったタイミングを見計らったようにKyashリアルカードが登場し、またGooglePayのSuica対応に伴い、SuicaチャージについてはGooglePay経由で年会費無料でクレジットカードができるようになり、Kyashの2%還元およびリクルートカード1.2%還元の2重取りになりました。(リクルートプラスカードはJCBブランドしかないため、Kyashに登録できない)
GooglePayはJR定期券を登録・購入できないため定期券については引き続きモバイルSuica利用でしたが、定期券だけだとリクルートプラスカードでは年会費の元を取るのが難しく、またKyashでは1回5万円の購入制限があるため6か月定期券が買えず・・・ということで、定期券購入専用でモバイルSuicaはビックカメラSuicaカード(VIEW)に戻しました。
これが現在の体制です。
年会費無料化したらこうしよう
(19/2/17修正)
KyashカードのSuicaチャージ2%還元が終了したため大幅修正。
(定期券購入時のみリクルートプラスカード、2%還元)
リクルートカードプラスはSuicaチャージでポイント還元がなく、リクルートカードはSuicaチャージにもポイント還元がありますが月3万円までの制限があるので、制限回避のためにKyashを経由します。
SuicaチャージについてはGooglePayを経由しなくて済むようになるだけですね。
定期券購入はリクルートプラスカードの2%還元となり、今より高還元な環境になります。
以前は紐づけ替えるたびに年会費請求されるため安易にカード変更もできなかったのですが、無料なら必要に応じて最適なカードに切り替えられますね。
以上、将来モバイルSuicaの年会費が無料になる話題でした。
忘れないようにgoogleカレンダーに無料化日リマインドしておこう。。
(以下は修正前の記事です。)
(定期券購入時のみリクルートプラスカード、2%還元)
SuicaチャージについていえばGooglePay経由からあえて変える必要もないかもしれませんが。
Kyashの仕様でオーソリ(有効性確認の小額引き落とし。一定期間でキャンセルされて戻る)のために引かれたお金は、紐づけクレジットカードの支払いはキャンセルされず、戻ったオーソリ金額はKyash残高に戻ります。
そしてGooglePayからチャージしようとすると毎回200円のオーソリが引かれるので、これがキャンセルされたときに完全に消えるのではなくてKyashのチャージに残るんですよね。
金銭的な実害はないもののあまり気分のいいものではありませんでした。
一方でモバイルSuicaにKyashを紐づけた場合、オーソリは登録した時のみ、1円の引落しで済むようなので、この方がスマート。
ただし、前述のように定期券は買えないので、年2回、6か月定期の更新の時だけ一時的にリクルートプラスカードにモバイルSuicaの紐づけを変更し、定期券を購入。そのあとまたkyashに戻す形になります。
これでSuicaチャージはKyash+リクルートカードの2+1.2%還元。
定期券購入はリクルートプラスカードの2%還元となり、今より高還元な環境になります。
以前は紐づけ替えるたびに年会費請求されるため安易にカード変更もできなかったのですが、無料なら必要に応じて最適なカードに切り替えられますね。
まぁ、定期券購入の時だけカード変更してまた戻す作業と、GooglePayの頻繁なオーソリの気持ち悪さのどっちをとるかの話なので、SuicaチャージはGooglePay経由Kyash経由リクルートカード、定期券はモバイルSuica経由リクルートプラスカード(登録しっぱなし)という形になるかもしれません。実際無料になって、設定してみた感覚で選ぶことになるでしょう。還元率的には一緒です。
以上、将来モバイルSuicaの年会費が無料になる話題でした。
忘れないようにgoogleカレンダーに無料化日リマインドしておこう。。